「これですっかりあなただけのもの」 2009年7月17日 atsuko 繋がれたままでいたいと思ったのです 所有されたままが一番心地よかったから すぐに消えてしまう印は無意味なので いっそ 僕ごとあげようと [ 詳細を見る ]
蝶葬 2008年7月17日 atsuko お弔いの鐘の中 百合の花は開くでしょう 月は空へと昇るでしょう 棺はたくさんの蝶で飾って 真っ白なドレスに 赤い口紅をさしてほしい でも あなたが一緒… [ 詳細を見る ]
テーブルいっぱいに広がる鮮やかな死 2008年7月17日 atsuko 冷蔵庫に隠される嬰児 黒いゴミ袋に詰め込まれる雄のひよこたち バケツいっぱいにウナギの頭たちが喘いでいる キッチンはいつも死体だらけ ママは包丁がよく… [ 詳細を見る ]
饒舌な亡骸達の為の部屋 2007年7月17日 atsuko 無音が煩いこの部屋で あなたが眠るまで本を読んでいてあげる いつの間に私は 宝物の指輪を失くし 人形につけた名前を忘れてしまったのだろう 自分の中に僅… [ 詳細を見る ]